月経前症候群について01
生理前になると、イライラしたり憂鬱になったりしませんか?
大本薬局にご相談下さい。
生理前になると、イライラ、焦燥感、不安感、憂鬱感、食欲増進、疲労感、ニキピ、肌荒れ、便秘など様々な症状が現れ、
月経が始まり2〜3日もすると疲状が解消する症状群を月経前症候群(PMS)といいます。

 

原因CAUSE

内分泌機能、とくに女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)分泌の異常が考えられますが、西洋医学では原因の詳細は不明とされています。排卵後の2週間は卵巣から出る黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンが急激に増えて、減る時期です。
この変動のために自律神経がバランスを崩して不調が出るようです。

 

西洋医学WESTERN MEDICINE

各症状に対する対処療法が主流です。焦燥感、憂鬱感、不安感イライラなどの精神的な症状には精神安定剤を投与するなど、その場限りの対症療法しかありません。
また、排卵を抑制すると症状が軽くなることがわかっていますから、ピルで強制的に排卵を抑えるために、ホルモン剤などで症状を緩和する場合もありますが、根本的な解決にはなりません。
毎生理前にはホルモン剤を服用し続けなくてはいけなくなります。若い女性にとっては不安があります。
ホルモン剤は乳がんや子宮ガンを経験した方は服用しないことになっていますので(抗がん剤としてのホルモン剤は別)できれば将来のことを考えると服用したくないお薬といえると思います。

 

漢方KAMPO

体質改善をしていく場合には、症状を仰えていくという考えではなく、ー人ー人の体質や体のくせを理解して、ホルモンバランスや血液の流れ、ストレスで気の流れが悪くなっているのか、内臓の働きがよくないのか、などいろいろお聞かせいただいて総合的に判断させていただき、原因から体質を改善していく方法をとります。

病院では加味逍遙散や桂枝茯苓丸などがよく処方されていますが、なかなか良くならないと言われてご相談に来られることがあります。

ー人ひとりタイプが違うのになぜ同じお薬が処方されるのかなと不思議に思いますが、当店ではじっくりお聞きしてあなたに合ったお薬を選ばさせていただきますので、時間に余裕をもってご来店頂きますようお願いいたします。

自分にあった漢方薬を服用するには専門家のカウンセリングを受けることが一番です。漢方の専門家があなたの体質を判断しあなたに適した漢方薬をお選びいたします。

病院での5〜10分での診察では漢方的な判断をするのは無理です。急がば回れ、本当に自分の体をよくしようと思えばじっくり腰を構えて向き合うことをお勧めします。長く続ける覚悟のない人は最初からやめたほうがいいでしょう。途中止めはかえって高いものにつきます。

月経前症候群について02